遅ればせながら、新宿の角川シネマでロードショー中の映画
「幸せの太鼓を響かせて~INCULUSION~」を観た。
言葉に表せないほどの思いが何度も何度もこみ上げてきた。
目頭が何度も何度も熱くなった。
感動という言葉では言い表せない思い。
雲仙コロニーのプロ太鼓集団「瑞宝太鼓」のメンバーのドキュメンタリーですが、彼らが映画の中で発する言葉が胸に刺さります。
いまやプロの太鼓奏者として全国的に活躍するメンバーの彼らが話してくれる、子供時代の記憶。
彼らの太鼓に対するひたむきな思い。
彼らの真摯さ。
彼らの謙虚さ。
彼らの感謝の気持ち。
彼らの明るさ。
彼らの情熱。
自分という人間がちっぽけに思えた。
同時に腹の立つような感情も覚えた。
やるせないような思い。
人として生まれた全ての人が、人として尊重され、
その人が、職業を持ち、家庭をもち、幸せを感じることのできる社会。。
すくなくとも、まだ、今の日本はそうではないようです。
そして、そのことに対する、自身の無力さを今更ながら実感させられた。
自分にはいったい何ができるというのだろう。
彼らの悲しみや苦しみをどの程度理解できているというのだろう。。
劇場の席を立つのが、一番最後になってしまいました。
映画を観終わった直後に、もう1回続けてみたいと思うほどの作品です。
ロードショー終わる前に最低もう1回は見なければ、と思っています。
すご~く余談ですが、おおつかもすこ~しだけ、制作の応援をしていて、
エンドロールの協力者、に名前を入れてくださっていた。
おおつか以外にもた~くさんの方が、この映画の製作を応援しておられることがよくわかった。
と同時に、自分の名前が映画館で上映されるのって、
なんだかいいもんだなあ(笑)
と思ったのでした。(ホントの余談でした)