新年のご挨拶

by ootsukablog, 2020年1月1日

新年、あけましておめでとうございます。

 

早いもので、障害のある人の働く場づくりを事業として取り組ませていただいて今年が18年目となります。

設立当初は、障がい者支援施設の工賃アップの仕事がFVPの事業領域でした。現在は、企業様の障がい者採用と、その後の雇用安定化のご支援をさせていただくことが多くなってきています(設立前にヤマト福祉財団で小倉昌男理事長にご相談したとき、施設の支援だけじゃ視野が狭いと一喝されたことを思うと、小倉さんの先見の明に驚くというか、自身の視座の低さに赤面します)。

けれど、障害のある人の人生に関わる仕事をさせていただいているということ。

この恐れを抱いて仕事をするということは、どんなに時代が変化しても変えてはならないと思います。

 

 

新年になるたび思い出し、口に出し、心を新たにするのが、松下幸之助さんの「日々是新(ひびこれあらた)」

年があらたまれば心もあらたまる。

心があらたまればおめでたい。

正月だけがめでたいのではない。

心があらたまったとき、それはいつでもおめでたい。

きのうもきょうも、自然の動きには何ら変わりはない。

照る陽、吹く風、みな同じ。

それでも心があらたまれば、見るもの聞くものが、みな新しい。

年の始めは元日で、一日の始めは朝起きたとき。

年の始めがおめでたければ、朝起きたときも同じこと。

毎朝、心があらたまれば、毎日がお正月。

あらたまった心には、すべてのものが新しく、すべてのものがおめでたい。

きのうはきのう、きょうはきょう。きのうの苦労をきょうまで持ち越すことはない。

「一日の苦労は一日にて足れり」というように、きょうはまたきょうの運命がひらける。きのうの分まで背負ってはいられない。

毎日が新しく、毎日が門出である。

日々是新(ひびこれあらた)なれば、すなわち日々是好日(ひびこれこうじつ)。

素直で謙虚で、しかも創意に富む人は、毎日が明るく、毎日が元気。

さあ、みんな元気で、新しい日々を迎えよう。

今日のこの、新鮮な気持ちのまま、1年間がんばっていきたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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