丸の内の日本工業倶楽部で開催される小倉昌男賞贈呈式にお招きを受け、伺った。
今年の受賞者のお1人は、いつもお世話になっているJSN(大阪精神障害者就労支援ネットワーク)の理事長田川清二理事長。
田川理事長、JSNのみなさま、心よりお祝い申し上げます。
毎年、うかがうたび、自分の1年間、FVPの1年間を振り返る。どれくらいの思いの強さをもって事業に打ち込んで来れただろう。
懇親会会場にある小倉昌男さんの写真パネル。
この写真パネルを見るたび、心には反省しか浮かばない。
1年間、妥協してしまったことの数々(汗)
自らの未熟さ、ふがいなさを、小倉さんに叱られているような気持ちになる。
初めて小倉さんにお会いしたのが2000年の春。あれから確かに世の中は変わっている。福祉から企業へ就職する流れもできた。そして精神障がいの人達もどんどん就職していける時代だ。
小倉さんに教わった「働くことは生きがいに通ず」という言葉。FVPの事業の真ん中に今も置いている。
私たちは、障がいのある人の人生に関わる仕事をさせていただいてきた。生きがいを作る仕事をさせていただいてきた。そして、やっぱりこれからも、この道を行く。
ともにはたらき、ともに生きるを、お客様と仲間で、ともに考えながら。