障害者雇用の仕事でご縁をいただき敬愛する友人、
千賀さんからお電話をいただいたのは今年の初夏だった。
電話の向こうで「ボク、肺がんになりまして」と明るくおっしゃる。
ええ!!!!!!とびっくりするしかなかった。
これからもよろしくねと言われ、茫然と電話を切ってから、数か月がたった10月。
今度はメール。
千賀さんご自身が「がん専門医の精神科医の清水先生に出会われ、人生の向き合い方、人生観が大きく変わった」とのこと。
ひとりでも多くの人に腫瘍精神科の存在を知ってもらいたいとの一心から出版の企画をされ、見事角川書店からの出版が実現した。
「人生でほんとうに大切なこと がん専門の精神科医・清水研と患者たちの会話」
今現在、私も、私の家族もがん患者ではないし、もちろん清水先生にもお会いしたことはない。
だが、なぜだろう。
自分に与えられた人生のテーマって。
自分に与えられた役割って。
一日、一瞬を全うするとはどういうことか。
清水先生にカウンセリングしていただいているような感覚になった。
人生においてもっとも大切なこと
それは。。。この本の中に宝物のようなヒントがたくさん見つかった。
一人でも多くの方に読んでいただきたい。
そして、ひとりでも多くの方に腫瘍精神科を知っていただくきっかけになれば。
そんな気持ちでキーボードをたたいている。