とある会合で、オムロンの社員の方とご縁をいただいた。
人事ではなく、新規事業開発の方。
FVPは障害者雇用のお手伝いをする会社だと話す。
「うちも障害者雇用頑張ってますよ。」
もちろんである。
オムロンといえば、特例子会社オムロン太陽さんがあまりにも有名。
障害者雇用の世界で仕事をさせていただいているんです。もちろん、オムロンさんのこと、立石一真さんのご功績、
存じ上げています。
心から尊敬しています。
と申し上げた。
オムロンの社員の方はこうおっしゃった。
障害のある社員たちは、工場の重要な生産ラインで仕事をしています。
治具などもいっぱい工夫しています。
インドネシアの工場でも障害者雇用に取り組んでもいます。
そんな、オムロン太陽の存在は、僕たちオムロン社員の誇りなんです。
社会の中で、こう言い切れる会社は多くない。
ちなみに、同じ日にお会いした、某社の社員の方は、
わが社の業務内容の話を聞かれても、自社の障害者雇用の話などは一切なかった。
(その何日か前に、大々的にメディアに取り上げられていた会社なんですけど。。)
特例子会社、障害者雇用の取り組みが、
社員たちの誇りだと言い切るオムロン。
心から敬意を表すると同時に、
こういう会社づくりのお手伝いをしなければ、FVPの
存在価値なんて吹けば飛んでしまう程度だと思う。
障害者が働く姿に触れ、
自身の会社の存在意義、存在価値をあらためて実感することのできる社員たち。
行政指導がきっかけであったとしても
コンプライアンスの先にある、本当の社会貢献、
企業がその公器としての役割を果たせるような次元まで持っていく。
そのお手伝いができればうれしい。