今我々に欠けているのは芸術家ではない。
大衆である。
芸術に意識をもった大衆ではなく、
無意識的に芸術的な大衆である。
このあいだ聴いた内閣府のセミナーで、ぐるなびの創業者である滝久雄氏の講演で。
滝沢氏は、自社の芸術的な活動を説明する講演の中で、
ハーバード・リードという美術評論家の著書「芸術の意味」の一節、
ということで、これを紹介してくださった。
今、我々に欠けているのは障害者雇用の専門家ではない。
非専門家である。
障害者雇用に意識を持った非専門家ではなく、
無意識的に障害者雇用肯定心のある非専門家である。
こう置き換えて読んでしまうおおつか。
変?
障がい者があたりまえに働けるニッポンにするためのヒントをいただいたような気分です。