小倉昌男さんの「経営はロマンだ」(日経新聞に私の履歴書として書かれていたものを書籍化)をまた読んでいる。
8年前に出版された。
障害者自立支援法の、「し」の字もなかった時代である。
小倉さんは作業所で働く障害者の賃金が月1万であることに強烈な問題提起をしたことで知られているが、本来障害者は企業で働くべきだという自論を展開されておられる。
その上で、企業での障害者雇用にも痛烈な批判をされておられます。
↓以下は小倉さんの書籍から引用
経営者の多くは、障害者を雇用するより、1人分5万円の“罰金(雇用納付金)”を払えば楽だと思っている。
こんなことを許してはいけない。
法定雇用率にも罰則規定が必要だと。
道路の制限速度でも政治資金規正法でもペナルティがないと守らない人が得をしてしまう。
法定雇用率も、違反した企業の経営者を刑務所に入れればよい。
逮捕!!!
それぐらいしなければいけないのかもしれないです。
ここまでいえる人は今は存在しないよね。
こんな法律作れる人も今はいないかもね。
でも!
逮捕されるような法律を作れない我々にもできることはあります。
法定雇用率に達していない企業の商品を買わないこと。
株を買わないこと。
雇用率をしっかり達成している、あるいは大幅に上回っている企業をどんどん有名にしていくこと。
そのような会社の商品やサービスを選択して購買すること!
地道だけど、逮捕と同じくらいの影響力あると思うよ。
がんばろう。