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障がい者雇用の達人は教え方の達人という仮説

by ootsukablog, 2016年5月23日

おおつかがゆく & 月刊ビルクリーニングの取材で、台東区複合施設へ。

ここは、株式会社サンアメニティさんが日常清掃とメンテナンスを請け負っている現場。

春から新たに始まった障がい者雇用を取材に伺った。

 

そこで出会った内田さん。複数の現場の品質管理、業務管理、スタッフ育成などをご担当していらっしゃる超ベテラン。

障がい者雇用のご経験も豊富にお持ちである。

「適性があるかどうかはすぐわかる。適性がありさえすればどんな障がい者だって絶対に一人前に教育できる。その人の力に合わせて粘り強く辛抱強く教えさえすれば絶対に大丈夫」と断言される。

 

そのご発言にはとても説得力があった。

同時にものすごく深い愛情を感じた次第です。

拭き方についての指導をされてるところの写真です。

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直接手を添えて「こうやってやるんだよ。」

そして「そうそう、うまいうまい!」と声をかける。心からそう思って発している言葉だということがよく伝わる。

最近、障害者雇用の現場に伺うといつも思う。

人を育てることがうまい会社、適材適所がうまい会社って、障がい者雇用の壁をたやすく乗り越えていると。

 

障がい者雇用率がダイバーシティ経営を投影しているとは極端な表現だけど、かなり高い相関があると感じる。

人材育成と障がい者雇用の軸で一回ちゃんと調査をやってみたいと思うおおつかでした。

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