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稼げる農福連携でなければね

by ootsukablog, 2018年10月20日

左から、佐々木さん、おおつか、金子さん。

金子さんのトマトの圃場でのショットである。

佐々木さんはルートレック・ネットワークシステムの社長。金子さんは川崎市内で農業を営むプロ農業家である。

このお二人との出会いで、おおつかは農福連携に関しての世界観が大きく変わった。

180度変わった。

 

この写真なんだと思います?

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日照量を測定しているセンサーだそうです。

 

そして、こちら。

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この操作盤の中に、温度、湿度、土の状態をコントロールするたmの基盤が組み込まれている。

水や肥料が自動で行われるような指示を出すんだそう。すべて自動でできるんだと。データはすべてcloudで集約・管理される。

経験と勘でなくても、1年365日つきっきりでなくとも。高品質、高収量の農作物を作ることができるようになる。AI潅水堆肥システム ゼロアグリという画期的な商品を開発・販売しているのが佐々木さんの会社ルートレック・ネットワークシステムさんなのです。

そして、その佐々木さんを紹介してくださったのが、金子さん。若き農業家であります。

 

正直に申し上げると、おおつかは、農福連携が好きではなかった。もともと生産性が低い日本の農業。農業のプロの人たちですら、「食えない」ということで補助金漬けになっていた日本の農業。

障害者の働く力が入ったからといって、なんでそこで生産性が上がったり、収益があがったりするのか。

国が予算をたくさんつけた。六次化だと補助金がもらえる。耕作放棄地をただで貸してもらえる。収穫のお手伝いをすると喜んでもらえる。

なんていって喜んでいる場合じゃない。

出口(販路)ががっちり押さえられていないと。ただの農福連携じゃだめだと思ってた。工賃はそんなことじゃ上がらないじゃないかと

でも、詳しくはそうではないらしい。

出口(販路)だけではダメなんだと。

農業というのは、水、虫、出口(販路)の3拍子をコントロールする必要があると。(これは金子さんに教えていただいた。なのでにわか仕込みの知識)

で、しかも水やり10年だと。水やりをマスターするまでに10年かかるんだと!

じゃ、だめじゃん!

と思っていたが、そんなこと、今時のスマート農業のトレンドをしっかり押さえていけばよいのよ。

そう教えていただいた。

スマート農業ってなに?というレベルのおおつかでありましたが、佐々木さんに小学校5年生でもわかるように教えていただき、ちょっと理解しました。

あとは、自分たちだけでやらないこと。事業としての規模を拡大して、工程を細分化して、得意分野に特化すること。

やれるぜっ!農福連携!

詳しくは12月の就労支援フォーラムの農福連携の分科会に来てね。

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