左から、佐々木さん、おおつか、金子さん。
金子さんのトマトの圃場でのショットである。
佐々木さんはルートレック・ネットワークシステムの社長。金子さんは川崎市内で農業を営むプロ農業家である。
このお二人との出会いで、おおつかは農福連携に関しての世界観が大きく変わった。
180度変わった。
この写真なんだと思います?
日照量を測定しているセンサーだそうです。
そして、こちら。
この操作盤の中に、温度、湿度、土の状態をコントロールするたmの基盤が組み込まれている。
水や肥料が自動で行われるような指示を出すんだそう。すべて自動でできるんだと。データはすべてcloudで集約・管理される。
経験と勘でなくても、1年365日つきっきりでなくとも。高品質、高収量の農作物を作ることができるようになる。AI潅水堆肥システム ゼロアグリという画期的な商品を開発・販売しているのが佐々木さんの会社ルートレック・ネットワークシステムさんなのです。
そして、その佐々木さんを紹介してくださったのが、金子さん。若き農業家であります。
正直に申し上げると、おおつかは、農福連携が好きではなかった。もともと生産性が低い日本の農業。農業のプロの人たちですら、「食えない」ということで補助金漬けになっていた日本の農業。
障害者の働く力が入ったからといって、なんでそこで生産性が上がったり、収益があがったりするのか。
国が予算をたくさんつけた。六次化だと補助金がもらえる。耕作放棄地をただで貸してもらえる。収穫のお手伝いをすると喜んでもらえる。
なんていって喜んでいる場合じゃない。
出口(販路)ががっちり押さえられていないと。ただの農福連携じゃだめだと思ってた。工賃はそんなことじゃ上がらないじゃないかと
でも、詳しくはそうではないらしい。
出口(販路)だけではダメなんだと。
農業というのは、水、虫、出口(販路)の3拍子をコントロールする必要があると。(これは金子さんに教えていただいた。なのでにわか仕込みの知識)
で、しかも水やり10年だと。水やりをマスターするまでに10年かかるんだと!
じゃ、だめじゃん!
と思っていたが、そんなこと、今時のスマート農業のトレンドをしっかり押さえていけばよいのよ。
そう教えていただいた。
スマート農業ってなに?というレベルのおおつかでありましたが、佐々木さんに小学校5年生でもわかるように教えていただき、ちょっと理解しました。
あとは、自分たちだけでやらないこと。事業としての規模を拡大して、工程を細分化して、得意分野に特化すること。
やれるぜっ!農福連携!
詳しくは12月の就労支援フォーラムの農福連携の分科会に来てね。