障がい者採用担当だからといって、障がい者のことに詳しくない人は少なくありません。
もちろん経験が浅い方もいらっしゃいますが、それだけではありません。
一口に障がい者といっても、いろんな種別があるし、程度だって違う。
となれば、それぞれ必要な「配慮」も違います。
「合理的配慮」については、どちらの企業も関心が高いですが、障がい者ご自身が、配慮についてどのようなニーズをお持ちなのか、よくわかっていない方も多く、
「実はおおつかさん・・・」とこっそり相談をいただきます。
ぜひ、直接交流してください。
〇〇障害者はこうい人と理解するのじゃなくて、
〇〇さんには〇〇という障害があるという風に理解してください。
一人ひとりが違うということを理解してください。
ということを常々お伝えしています。
じゃあどうやって?
というオーダーにお応えするべく
ATARIMAEFRIDA カンパニークラブイベント FRIDAY NGHIT ATARIMAE SALON(フライデーナイト ATARIMAE サロン)が誕生したという経緯です。
口話(口の動きを読み取るコミュニケーションの方法)。
ジェスチャー(身振り手振り)。
筆談。
障害のあるご本人から教えてもらったばかりの手話。
お酒を飲みながら、ゲームを楽しみながら
思い思いにコミュニケーションを取っていただきました。
聴覚障害のある人の、障害のこと、障害によって不便なこと、働く上でのご苦労、働く上での工夫など
聴覚障害のあるご本人から直接伺うことができることは、とても貴重な機会。
「やっぱり会うのはいい。直接話さないとわからない」(人事)
「社内で手話を教えられるようになりたい」(人事)
「聴覚障害の人と話した経験がなくてドキドキしたけど、コミュニケーションはとても楽しかった」(人事)
「他社の人事の人と話せてとてもよかった。最初は不安だったけどいろいろ話ができて楽しく過ごせた」(聴覚障害当事者)
「自分たち聴覚障害を持っている側も積極的にコミュニケーションを取っていくべきだと感じた」(聴覚障害当事者)
2時間あまり。
人事の方にとっても、
聴覚障害のあるご本人にとっても、
中身の濃くとても楽しいひと時でした。
よくよく考えてみれば、これこそがダイバーシティを体感的に学ぶっていう事なんでしょうね。
またやりますので、ご興味のある方はぜひお問い合わせください。