高知で総合ビルメンテナンス業を展開する四国管財さんをお訪ね。
月刊ビルクリーニングとおおつかがゆくの共同企画である。
今回は、病院の清掃現場で働く、聴覚障がい者2人、知的障がい者1人の方にお会いできた。
院内清掃に使用したモップ洗いを一手に引き受けての作業。
集中作業によって、モップ洗いに要するスタッフの人件費と水道代が圧縮できたとのこと。
障がい者が活躍できる職域をつくろうとする工夫が会社のコストダウンにつながったという見事なエピソードであります。すがすがしい仕事ぶりに、やりがいをもって仕事をやっていることがしっかりと伝わってくる。
夕方、社長の中澤さんにみっちりとお話を伺えた。
中澤さんの障がい者雇用に対するすばらしい哲学がとても印象的だった。
そして、企業が障がい者雇用を進めるには?
という質問に、「社長がトップダウンでやること」と断言。
担当者じゃ形式的なものになってしまって、本当に会社のためになるような障がい者雇用をやっていけないとも。
でも、その気にならない社長はどうすればいい?
と伺ったところ、そんな会社はいずれなくなるとバッサリ。
障がい者雇用が組織を活性化させ、そのけっか業績にも好影響を与えるんだという事。
経験的に知っているからこそ言い切れるんだろうなあと感じた。
なんと初対面にも拘わらずお食事にもご招待をいただいてしまった。
藁焼きのかつおのたたきなど、高知の海の幸を囲んで盛り上がった。
(余談ですが、板長のお取り計らいで、かつおのたたきの藁焼きの体験もさせていただいた)
障がい者雇用の話題以外もたくさんうかがった。
夢とか会社の存在意義とか、
人の採用とか、人の育成とか。
理念に共感、賛同している組織の強さとか。
左から
病院での現場統括責任者の筒井さん、おおつか、中澤社長。
ありがたいご縁にただただ感謝。
あとは、原稿にまとめるだけ。
あまりにもいろんな話を伺いすぎて、逆に悩んでしまう。。嗚呼。