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出所者支援居酒屋「駆け込み餃子」IN歌舞伎町

by ootsukablog, 2017年1月20日

昨年11月の浅野史郎さんの出版記念パーティで司会をやらせていただいた(正確にはお断りできずにお引き受けしてしまった)ご縁で、浅野さんがその打ち上げをやろうとお声をかけてくださった。

 

打ち上げの場所は、新宿歌舞伎町。

その名も「駆け込み餃子」という居酒屋である。

 

この駆け込み餃子は、刑務所を出所した人たちの社会復帰の役割を果たしているのだ。

あとからあとからお客が入ってくる大繁盛の居酒屋。土地柄海外の観光客も目に付く。

この居酒屋の仕掛け人が、玄秀盛さん(写真の左から2番目)である。

奇しくも、浅野史郎さんと玄秀盛さんは同じHTLVウィルスの感染者つながりというご縁だそう。そのご縁を浅野さんにつないでいただいた。

玄秀盛さんは、公益社団法人日本駆け込み寺を運営されている。http://nippon-kakekomidera.jp/

DV、家出、金銭トラブル、ストーカー、家庭内暴力、虐待など、年齢・性別・国・宗教を問わず、人生のさまざまな問題を抱えた人々の相談を受け、サポートされている。

考えてみれば、障がい者の方は、課題はあれども制度はきちんと整っていて、誰かしら、何かしらの支援が得られる。ところがそうでない人たちも、この日本という国の中で、たくさん困難を抱えている。が、手を差し伸べてくれる人も制度もなく、苦しみにあえいでいらっしゃる。

そういう方々に、命がけで拘わっていらっしゃる玄さんとのまなざし、

エラそうなことを言える立場ではないが、玄さんの発言のひとつひとつ、

本当にずどーんと重心が低くて、「腹がくくれている」「肝が据わっている」とはこういうことなんだろうなあと思った。(かたや、おおつかなんて、小者、小者、ほんと、吹き飛ばされそうないい加減な感じ)

居酒屋の料理はとてもおいしく、お話も楽しく、浅野史郎さんの冗談もキレッキレで、超楽しかった。

浅野史郎さんも日記に書いてくださっている↓

http://www.asanoshiro.org/jogdiary/index.htm

 

直接の出所者支援はなかなか難しいけど、この駆け込み餃子の売上に貢献することなら続けられそうだ。

ぜひみなさんも↓

https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13180525/

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