月刊ビルクリーニングの取材で、エルアイ武田の湘南事業所にお邪魔した。
わざわざ大阪から部長の大森さんも駆けつけていただき、さまざまなお話を伺った。
知的障害のある社員さんたちが、武田薬品の研究所の建物の清掃を請け負っている。「彼ら(障がいのある社員)は何だってできる。」大森さんのご発言どおり、その仕事の幅はとても広く、レベルもとても高い。
清掃の業務を行う障がい者の方たちって、どちらかというと単純作業が多く、決まった仕事をずっとやっていくというタイプが多いように感じる。
外構、共用部、トイレといったところだけではなく、シャワールーム、お風呂、フィットネスジムといった、複雑な作業もなんなくクリアされている。
ビルメン業界のみなさんに、障がいのある人の労働力の可能性、あるいは、人材育成の肝といったことを感じていただければと思ってる。すごく難しいテーマだけどね。
清掃業務を行っている特例子会社は数多くあるが、エルアイ武田さんにうかがうたびに雰囲気が全く違うことも痛感する。ビシッとしているという言葉がぴったりくるかなあ。やっぱり人というのは、ある程度しっかりとした目標が必要で、はい次っ!って感じでどんどん難しい課題を与えられて行かないとそこで成長はとまっちゃうんだろうなあと思う。余談。