障害者雇用の実態調査(中小企業)

by ootsukablog, 2014年8月23日

東京都のお仕事で、
都内の従業員数300人以下の企業の障害者雇用の状況の実態を調査させていただくことになった。

目的は、なかなか把握しきれない300人以下の中小企業の障害者雇用の状況を把握し
今後の就労支援に施策に生かすこと。

仕様書に基づいて、社内で調査設計をしているのだが、
正直、いろいろと欲が出てくる。。

せっかくなので、「障害者雇用がうまくいっている」企業の因子分析をしたいと。。
何をやってる企業がうまくいっているのかということを
きちんと論理的にあぶりだしたいという欲。

数年前に
障害者雇用率、障害者雇用の取り組みと
企業価値(株価、ROI、収益性などなど)との相関関係分析をやったのだが
サンプル数が少なくて、きちんと立証しきれていない悔しい経験がある。

今回の調査対象、中小企業が障害者を雇い続けるためには、
「社会貢献」「法令順守」だけでは無理なわけで
何らかの形で、障害者が会社に貢献してもらっていなければならないのよね。

なので、
障害者雇用の意義、意味、成功要因
のようなものが、大企業以上にクリアに出てくることを期待している。

調査によって、意義や意味や効果が数値的、理論的に実証できれば
多くのの障害者雇用担当者の皆さまに、
社内説得の時に使っていただける。

また、分析がまとまったら報告します。

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