2003年5月28日がFVPの誕生日である。
よって、2013年5月28日をもって、10周年、満10歳となりました。
ひとえに沢山のみなさんの支えとスタッフのみんなのがんばりあってのこと、
心から御礼を申し上げます。
なんて、実は忘れていたおおつか(T_T)
未来しか見てないから。
な~んて、おおざっぱな性格なことを知っているみんなには見抜かれている。
おとといまでは覚えていて、朝礼の時にひとことみんなに感謝の言葉を言おうなんて思っていたのに
メモしないでいると、こんなに大切なことすらすっかり忘れていた。
(ワーキングメモリーは30歳がピークだと言うが、それはほんとうのことだと思う)
こういう人間なんだよなあ。
仕事が終わり、一杯やって帰る。
この飲み会の中に障害のある人が普通に入っている風景を作りたい
そう思ったのがFVPを作った時の思い。
銀座のスワンカフェ。
スワンベーカリーで働いている障害者スタッフたちが、そのスワンカフェで、仕事終わりに健常スタッフも一緒にビールを飲んでいる風景に遭遇した。
そのとき実は、おおつかは小倉昌男さんとスワンカフェで呑んでいたのだけど、
小倉さん曰く「スワンの連中だよ」とうれしそうに教えてくれた。
障害のある人もない人も一緒に働くっていう職場。
総天然色で見えているというか、バックトゥーザフューチャーと言うか
あのときスワンで遭遇した風景を、世の中にを沢山作る。
あれから10年。
潰れるぞ、失敗するぞ、と言われ続けて10年。
自分のこと、経営者として、上手じゃないなあ、未熟だったなあと思うことはいっぱいあるけれど
障害者の働く喜びをつくる!、
この一点で共感し合えた人たちと仕事ができた。
自分も成長させていただいた。
福祉事業所の工賃アップのコンサルの仕事、なんて日本にFVPしかなかった時代だったね。
障害者雇用の支援の仕事なんていうものも世の中にはなかった。
自立支援法もなかったし、企業でこんなに障害者が働ける環境もなかった。
愛するべき、苦楽を共にできるスタッフたちとも巡り合えた。
残念ながら去っていたスタッフも少なくなかった。
環境は変わっても、10年経ってもFVPの使命は変わらない。
障害があってもなくてもこの社会の中で共に働き、共に生きていける社会の実現に向けて精進すること。
さあ、これからだと思う。
FVPに仕事を頼んでほんとうによかった。
FVPのスタッフと仕事ができてうれしい。
FVPの商品やサービスでほんとうに良かった。
お客さまから沢山ありがとうと言う感謝の言葉をいただけるように。
そして、FVPで働けて幸せだ
FVPで成長できた
FVPでやりがいを感じる
というスタッフが沢山になるように。
またこれからの10年。
前だけを見て突っ走る。
おおつかは、スタッフの幸せのため、障害者があたりまえに働ける社会のため、今まで以上に頑張る。