前日の夜、敬愛する大森さんからお電話があり
明日、慶応大学の日吉キャンパスで日本郵便のありがとうセンターの大野さんが、講義をするのだけど、私一緒にききにいくのよ。
FVPの「おおつかがゆく」のことも紹介してくださるようだから、一緒に行かない?
とのお誘い。
麻布郵便局では「ありがとうせんたー」と名付け
重度の知的障害者の雇用に積極的に取り組んでいる。
郵便局の販促ツールである、「キャンディ入りのリーフレット」づくりが彼らの仕事だ。
郵便局の営業戦略を支えているのである。
取材したときの「おおつかがゆく」の記事はこちら。
http://www.fvp.co.jp/report/otsuka_detail.html?id=71
取材当時は15名の障害者が採用されていたが、さらに増員され現在は20名になっているとのこと。
素晴らしいです!
講義では、
全員重度の障害者であることによる工夫、エピソードなどもお聞かせいただき
やると決めたら
できるんだなあということを改めて実感した。
地域に愛される郵便局だから、地域の障害者を採用し。。なんど聞いてもうれしい言葉。
左がシニアコーチ小口さん。障害者の指導役。右が障害者雇用を中心になって進めた大野さん。
うかがってみて、びっくりしたけど
中島隆信先生の授業だった。
中島先生~!!!
なんでおおつかさんこんなところにいるの???
てな感じで。
びっくりしておられたけど、中島先生とも再会できてうれしかった。
学生たちは、非常にするどい質問で面白かった。
郵便局という組織は、民営化して障害者雇用進めやすくなったか
とか
国営時代は、障害者雇用率はどうだったのか
とか
この講義を聴いた学生たちが就職した企業で、
着実に障害者雇用が進んでいき、そのときにこの学生たちの発言によってさらに進む。
そうやっていろんな角度から社会が動いていくのだな、と思うのでありました。