「障害者雇用を進めるにはどうしたらよいか」というテーマで
TBSラジオのセッション22という番組のゲストに呼んでいただいた。
パーソナリティは荻上チキさん。
恥ずかしながらおおつかは、ラジオはあまり聴いていない人である。
が、この「セッション22」と言う番組(ニュース番組)、
「知ってるよ」「聴いてるよ」という人も結構周囲にいた。
「正座してきく」(おおつかが怖いので)という人もいて面白かった。
これがその時の写真。
ここからが本題。
パーソナリティの荻上チキさんは
クレバーで、論理的、かつわかりやすい言葉で障害者雇用についてからんでくださる。。
番組の内容は
問題提起より、もっとポジティブに考えよう
とのことであったので、それはいい!
と出させていただいた。
埼玉県立大学の朝日雅也先生の解説はとてもわかりやすく、おおつかもとても勉強になった。
日本理化学工業の大山会長、きものブレインの吉元副社長もお電話出演もとても有意義であった。
残念なことに、荻上さんの質問の中には、
いわゆる「違うんですが」と言わざるをえない質問もいただき、ちょっとこまった。
・障害者雇用枠で働いている障害者が冷遇されている(と当事者の訴えや不満)状況をどう改善すべきか。それをおおつかはコンサルとしてどう解消してるのか。
・障害者と働くと、健常者の負担が増えてしまっている状況があると思うのだがそれはそう考えるべきか、どう改善できるのか
・障害者雇用を進める上では、企業の業種別にどんな工夫が考えられるか
・知的障害者に合った仕事とはどんな仕事?
・障害の種類別に考える指導の仕方とは?
・軽度の人しか雇ってくれないのが企業だと思うけど、重度の方はどうすればいいのか?
でも、これが世間の「常識」というやつなのでしょうね。
あらためて、上記の疑問は全部誤解だと言い続けなければならないと痛感した。
障害者雇用枠で働いている障害者の人は、みんながみんな低賃金で冷遇されており、それに障害者は不満を持っているばかりではない
障害者雇用は、業種別に考えるものではない
障害の種別によって指導が変わるのではなく、その人の特性に応じて変わるものである
知的障害者に合った仕事ではなく、その職種にあった人、その組織にあった人という考え方がよい
重度=働けない(動けない)=雇用できないではない
ですよね。
でもこういうテーマが取り上げられていくことが大事だと心からおもうおおつか。
どんどん光が当たっていくことが大事だと思う。
一個一個の積み重ね、
一個一個心のバリアをなくしていくしかないからね。
知らない、関心のないっていうのが一番の障壁。
で、そんなこんなで
TBSラジオのサイトでポットキャストで聴けるので、おおつかの「戸惑い」をお聞きになりたい方はどうぞ。
http://www.tbsradio.jp/ss954/2013/05/20130515-1.html