今年企業名公表された企業

by ootsukablog, 2013年4月5日

厚生労働省から
毎年発表される、
「障害者の雇用状況が特に悪く、改善が図られない企業名の公表」。

今年は、企業名公表という不名誉を受けた企業はありませんでした。
11年ぶりのことだそうで、
文字通り、企業での「障害者雇用に対する関心や意識」を表したものだと思います。

企業名公表というのは、「雇用率達成指導」というプロセスに沿って行われますが、
その改善のために許容される期間が3年から2年に短縮になっています。
要は、指導が厳しくなっているわけです。
となると、企業名を公表される企業数は増えていくと考えられるわけですが、どっこい、結果はその逆。

ということは、
「企業の障害者雇用に対する意識が向上している」という仮説に至るわけです。

感覚的にもまったく同感で
お会いする企業の経営者の方々の意識が大きく変わっていることを感じます

2~3年前は、心ある経営者でも
雇用しようにもウチには仕事がない
車いす用のトイレがない

という話が多かったけど

ここ最近は
知的障害の人を採用した
精神障害者の雇用も検討しなければならない
工場では知的障害者を採用したいと思う
なんてことをきくようになってきた。

行政のチカラもあると思う。
福祉の人たちの頑張りもあると思う。
企業での経験値が上がっているのも確か。

あと10年くらい経つともっと変わってきてるように感じる。

そして、FVPのミッション。
今50万人しか就職できていない障害者
FVPもがんばって、100万人とか150万人とかが就職しているのがあたりまえの世の中にしたい。
世のため、人のため、がんばる。

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