おおつかが尊敬している、NPO法人みなと障害者福祉事業団の事務局長 大森八重子さんがご退任されるということで。。
その送別会でした。
とはいえ、この後も活動は続けられるなので、「退任」にかこつけた「飲み会」の色も濃く(笑)。
大森さんにはFVPもおおつかも何から何まで本当にお世話になっています。
会場は、小島靖子さんのお店、「ダイニング街なか」IN十条です。
大森さんの応援団、障害者雇用をライフワークとするメンメン二十数名がそろっての送別会でした。
花束贈呈の図です(*^_^*)
贈呈者は、畠山さん(障害者雇用支援業界の「重鎮」とお呼びしてます)。
大森さんが、就労支援の仕事にのめり込むことになったきっかけの決定的な体験をお話してくださいました。
二十数年前にかかわっていた脳性まひの青年が、就職してはじめての給料明細を大森さんのところに持ってきたのだそう。
その方の所得税のところが真っ赤に塗ってあった…。
どうしたのだろう。。と訊ねてみると、その方が「はじめて税金を納める立場になった」ことがとてもうれしいとおっしゃったというエピソード。
障害のある人が働くことっていうことってこういうことなんだ。
もっともっと多くの障害者が働けるような仕事をしよう。
そう思われたのだそうです。
二十数年前のお話。
自立支援法も
就労移行支援事業所も
ジョブコーチも
トライアル雇用もなかった時代のお話。
大森さんのような方がずっとずっと前から頑張ってこられて、そして私たちのような立場の人間も仕事をさせていただいているんだなあ。
としみじみ感じたのでした。