支援のネットワークが障がい者の働く、働き続けるを支援する

by ootsukablog, 2015年11月7日

厚生労働省の事業で熊本へ。
発達障害者の就労の支援者向けの研修を行うというもの。
地域の関係機関のみなさんと検討会議を持たせていただいた。

参加していただいたのは
就労移行支援事業
なかぽつ(障害者就業・生活支援センター)
発達障害者支援センター
発達障害者を雇用する企業
労働局
障害者職業センター
発達障害者当事者団体 の方々

どうすれば安定的に発達障害者の就労が実現でき
安定的に雇用が継続できるか
ということを、専門的な見地から積極的に議論していただいた。

で、研修会では
ギョーカイ的に最も難易度の高いテーマ
「ご自身の障がいや、障がいの特性からくる困難について、どうやって気づきにつなげ、どうやって支援につなげるか」、これを研修会のメインテーマにしようではないかという話になった。

これは企業内の発達障害者と思しき社員に対して、人事担当者や現場担当者が悩む課題でもある。
個人的にも非常に興味がある。

いずれにしても、そのテーマで熊本で来年に研修会をやることになったので、熊本、九州地方のみなさんお楽しみに。

あ、書きたかったのはそれだけではなくてね。

企業の方々にお伝えしておきたいことがあります。

世の中には、上述のような障害者を支援する機関があって、
こういう方々が実はきちんとしたネットワークを作られて、包括的に障害者の就業と生活をバックアップしてるんです。
相当高いモチベーションで取り組んでいる方がもいらっしゃるので、
そういう機関とうまく連携していくといいですよ。
ということです。

1個の支援機関が支援しているんじゃなくて、支援者のネットワークがひとりの障がい者を支えてくれているという実態。

おおつか個人としても、熊本の支援ネットワークではいろいろ学ぶことがあり非常に刺激を受けて帰ってきた。
採用や雇用のご担当者にもにもおすそ分けできる情報がいっぱい。

また書きますね。

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