東京都のB型事業所 もっと工賃を上げなければならない

by ootsukablog, 2015年5月23日

東京都のB型事業所の平均工賃は1か月14,588円(平成25年度)。

全国の平均工賃が14,437円。

 

全国平均よりは高い。

喜んではいけない。

 

5年前の全国平均は12,587円であった。

5年前の東京都の平均工賃は14,117円であった。

全国平均の伸び率が13%。

東京では3%しか伸びていない。

 

だから問題なのだ。

 

東京というところは、日本の企業の15%が所在し、

人口の10%を占める特殊な自治体だ。

ビジネスチャンスはあちらこちらにある。

なのに、ここ5年工賃がほとんど増加していないというのはどういうことなのだ。

 

利用者数が増えた。

新規の事業所が増えた。

精神の事業所が増えた。

いろいろ要因は考えられるが、それはそうでもないようだ。

5年前の新規事業所の割合と、今の新規事業所の割合は20%程度らしく、さほど変わっていないのだ。

他の自治体の事業所は、利用者数が増え、新規の事業所が増え、精神の事業所が増えても、工賃を上げてきているとみなすべきだろう。

 

う~む。

 

東京の事業所の特徴って

あるにはある。

だけど、「特殊だ」とかは言ってはいられない。

 

東京はFVPの「地元」。

なので、東京都の工賃が低いということは、FVPの存在意義を問われているようにも思う。

FVPもっとしっかりせんかい!と。

都内のB型事業所の工賃アップをFVPは本気出さなければならない。

東京との平均工賃をきちんと引き上げなければならない。

 

そうだ。

東京オリンピックもやってくる。

あの手この手を講じて

5年後、ぶっちぎりの伸び率、ぶっちぎりの平均工賃を成し遂げなければない。

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