セミナーに出かけた。
タイトルはずばり「ディズニーの教え方」
講師は、ディズニーランドのオープン時からのスタッフであった福島丈二郎氏
いちいち腹落ちしながらペンを走らせた。
福島さんはおっしゃる。
ESとCSは両輪。
CSを向上させるために、ESを高める必要がある。
給料や休日を持ってESを高めるということのみならず
職務満足や働きがいというJS(ジョブ サティスファクション)を高めることが
持続的なESにつながると。
だからディズニーのキャストたちは
自分から率先してゲストのための行動を厭わないのだ。
お客様にリピーターになっていただき
他の人にも薦めていただける可能性がある状態にまでCSを高めるには
「非常に満足(感動)」していただく次元になっていなければならないともおっしゃった。
感動を与える
というと
リッツカールトンのエピソードで言われるような
エレベーターの中で咳払いをしただけでレモネードが届けられた
とか
新幹線に乗ってまで、忘れ物を届けてくれた
といったような、ホームランのエピソードを探したくなる。
けど、そうではなく
「非常に満足」を作るには、小さな感動をたくさんつくるということが大事だと。
なっるっほっどっお~!
コンサルの仕事で言えば
電話の受け答えから
メールのお返事から
作る書類から
企画書から
お客様のところに行った時の立ち振る舞いから
お話を聞く態度から
提案内容
そして、もたらす成果。
どれも漏れや抜けがあってはならないのだ。
その場面場面で、さすがFVPという小さな感動がたくさん作られていなければならないのだ。
たい焼きでも
トレーの選別でもしかり。
日々力を抜いてはならない。
もう一個学びがあった。
リーダーシップというのは一般的に、誰かを引っ張っていくときに使われる言葉だが
自分に対するリーダーシップという考え方もあるんだそうだ。
つまり、自分をあるべき方向性に導いていく力(意志の力ともいえるよね)。
こういう、リーダーシップを持っているキャストは伸びるんだそうだ。
学びは、実践あるのみ。