千葉県のオリーブハウスに「いい働く場つくり隊」のメンバーで伺う。

オリーブハウスさん。

おおつかにとって、とてもとても特別な施設である。

実は今から16年ほど（2000年）、ヤマト福祉財団さん（小倉昌男さん）ととご縁をいただき、当時、ヤマト福祉財団で開催していた「小規模作業所パワーアップセミナー」の講師を務めるにあたって、勉強のために見学させていただいた障害者施設の一つだった。このとき見学した施設は、都内にある精神障害者の作業所、社会福祉法人の運営するでっかい知的障がい者の授産施設と知的障がい者の小規模作業所、そして社会福祉法人化するまえのオリーブハウスさんの4か所だったと記憶している。

当時、オリーブハウスさんは、クッキー製造で高い工賃を払う先進的事業所として、すでに全国的に有名であった。

あ、前置きがながくなっちゃった。

いい働く場つくり隊は、「3万以上の工賃を払いたいリーダー（とリーダー候補）この指とまれ！」に集まってくださった熱い福祉で働く若手職員たちから構成されています。自分の事業所の就労支援活動を活性化させ、障害者（利用者）に働く喜びと工賃を保証しようという情熱のもと、メンバーの事業所を相互に訪れて、互いに学びあうという趣旨。

今回オリーブハウスさんのアイスクリーム製造が、4月から就労継続支援A型事業になるということで、利用者の給料を払えるための売上計画を立てるというテーマのもと、かんかんがくがく議論をしたのだ。

数字を使って、論理的に議論していくということについて、きっちりと感じていただけたのではないだろうか。

ディスカッションの後は、居酒屋での楽しいひと時。

理事長の加藤さんもご一緒いただき勉強会の気づきを別の視点でシェアした。

7回シリーズの勉強会。次回は4月。折り返しの第4回。少しづつみなさんの目つきが変わっていっていることを実感する日々です。