桜の花が咲き始めた熊本で、発達障がい者当事者と支援者との体験交流会(厚生労働省委託事業)を開催させていただいた。
個人的にも特に学びの多い交流会であり、とても印象的だった。
この交流会は、全国でいろいろやらせたいただいたが、どうしても支援者主導となってしまい、
当事者の方々の声に耳を傾けるといっても、その傾け方については、さらっとした感じにとどまってしまう場合もあった。
今回支援者と当事者がトークセッション方式で、日ごろの疑問や課題意識について話し合うというスタイルで
とっても良かったと思う(自画自賛のようですが、FVPで企画したのではなく、地元の企画検討委員のみなさんがそれを考え、実行してくださった)。
来場者アンケートの皆さんの声もとっても評価が高く、ほっとしたところ。
発達障がい者の就労支援の世界のことを知ってから8年か。
発達障がい者の単就労支援については、単なる支援技法云々ではなく、人間力というか、個の確立というか、そういったことが試されていくのだなあと思う今日この頃。
結論のない話だなあ。