浅野史郎さんが新しいご本を出版されたとのことで、わざわざ送ってくださった。
浅野さんが厚生省にお勤めのころ、障害福祉と出会ったときのこと、障害福祉の仕事を通じて、人生観や仕事感が大きく変わっていった出来事。
宮城県知事になってからの障害福祉の仕事のこと。
そして大学で教鞭をとるようになってから、今日までのこと。
「障害福祉の仕事と出会ったから今の自分がある」「障害福祉の仕事はライフワーク」と断言する浅野さんにたくさんのことを教えていただいたおおつか。
ご縁に感謝というと、ありきたりだが、「ああせい、こうせい」とおっしゃるタイプでない浅野さんの行動や後ろ姿から、自分なりに学ばせていただいているように思う。
何しろ肯定的。
何しろ機会的。
何しろ楽観的(楽天的とは違う。これはおおつかのこだわり)
誰も否定しない。
何もディスらない。
でも本質はぜったい外さない。
いただいた本のおもて表紙にこんな言葉。
浅野さん。深すぎますです。
自分がよい心がけを持ってますとか持ってないとかということを言ってるんじゃなくて、今のじぶんのこころがけ、胸に手を当てて考えながら仕事をしなさいよ。
という意味だと思う。
謙虚にね。真摯にね。でも希望を持ってね。と言ってくださっているんだと思います。もっともらしく命かけてますなんて言うほうが、嘘っぽいんだよねえと。
人権とは、「この世に生まれてきてよかった」と実感できる権利である。との「帯」
自分もこの仕事をできてよかったと断言できるよう、「心がけ」仕事をやろうと思う。