月4日 暑い暑い日曜日。
村木厚子さんが郵便不正事件での国家賠償金を基金として設立された「共生社会を創る愛の基金」のシンポジウム。今年でなんと8回目。
共生社会を創る愛の基金の詳細についてはこちら
おおつかも年1回だけですが、罪に問われた障がい者の支援について勉強させていただいています。
最も弱い立場にいる障がい者の人たちが、一度罪を犯してしまうと地域に戻れなくなり、結局、また罪を犯してしまう。
いわゆる負の回転ドアが存在していて、刑務所にいる4分の1の受刑者に知的障害があるという現実を知りました。
シンポジウムでは、法務省、厚生労働省、国土交通省の担当者からそれぞれに「罪に問われた障がい者の支援」の説明がありました。
取り調べの可視化(司法)、出所後の支援や居場所(福祉、住宅)などの連携が生まれている。
もっとも立場の弱い人の居場所と出番を作ることは、すべての人の居場所と出番を作ることなのだ。そんなことを実感すします。
そして、だから村木さんが呼びかけ人となって始まったこの活動が、少しずつ制度や関係者を動かしていることに感動を覚えるおおつかです。
心から敬愛する村木厚子さん。
登壇されている姿を後ろから。スーツの後ろのところを左手でちょこんとつまみながら話をされるクセ。
真似したら村木さんのような人になれるかな(笑)
毎年のシンポジウムの
恒例、抱っこしてもらって、一緒に写真とって(笑)
まじめに、コツコツ、思いやりの心をもって、でも絶対にあきらめないでやり抜く。
村木さんにお会いするとそんなことをいつも思います。