FVPのフィロソフィの第1章の1項は
「夢を描く」である。
その中に、
「一日の仕事を終えた障がい者が、ほっとした笑顔で同僚と酒を酌み交わす姿が
あたりまえになっている日本を作りたい」
という一節がある。
これは、小倉昌男さんが御存命だったころ
おおつかは、小倉さんとスワンカフェ(銀座)一緒にお酒をご一緒させていただいた
ときのエピソードに基づくものである。
二つほど離れたテーブルで4~5人のグループがビールを楽しそうに飲んでいる。
小倉さんは、彼らのことを「スワンの連中(従業員)だよ」と嬉しそうに教えてくださった。
その4~5人のメンバーの中には、何人かが障害のある従業員の方だった。
当時のおおつか、まだFVPを作る気はさらさらなかったが
その小倉さんの嬉しそうな表情は忘れられない。
お酒の好きな小倉さんとおおつからしいエピソードであるが、
仕事のモチベーションはそのときのシーンである。
仕事が終わり、
疲れをいやすのに、いっぱい飲んで帰る。
全員が健常者っていうより、やっぱりその中に、障害のメンバーも普通に入っている世の中のほうが
自然な気がする。
現段階では、珍しいことだけど
これがあたりまえになっていけばいい。
そんな夢を描いた気持ちは今も変わらない。
なので、うちのフィロソフィの第1章第1項に登場するぐらい、「障害のある人とない人と一緒にお酒を飲む」
ということは重要であるわけだ。
そんな背景もあって。。。
実現しました!
第一回、ハートフルFVP飲み会!
障害のある社員たちが、幹事を務め、
いろんな工夫をし、いろんなアイディアを考えながら
試行錯誤をしながら実現にこぎつけました。
飲み会ですから、もちろん。
お酒飲みます!
というわけで、ゆる~い感じで飲んでいる写真を一枚。
真ん中の二人は今回の幹事さん。
うれしいね。
これから何回も続いてゆくのですわ。