念願かなって浅野史郎さんに松本のハートフル松本FVPを見に来ていただいた。
開所式のときに、ありがたいメッセージをいただいたが、1年半たってやっと見ていただくことができた。
工場内を見ていただき、メンバー(障害者社員)とお昼を召し上がっていただき、終礼にもお付き合いいただいた。
メンバー(障害者社員)たちも、とてもはりきってくれ、いつも以上にテキパキ仕事に取り組んでくれた。
そのおかげで必達目標は見事クリア。
「メンバーたちって、この人は自分たちのことを好きなのかどうかというのを一瞬でわかっちゃうから、彼らが近寄りもしない人(見学者)もいる。浅野さんにどんどん自分から関わるメンバーたちを見て、浅野さんが彼らのことを受け入れてくれているということがよくわかった」とはうちのサビ管の矢内さんの談。
まったく同感。
浅野さんの人となりに触れ、全スタッフが浅野さんの大ファンになった。
メンバーのHさんなんて「浅野史郎 宮城県知事 弁当主義!」と自分の日誌に書いていた(どういう理由でこのコメントを書いたのかは、Hさんにしかわからないけど、とにかく楽しかったと思ったのは間違いない。
そして、うちのスタッフたちに講話までしていただいた。
(おおつかが厚かましくお願いし、成り行きでNOと言えなかったというのが真実ですが)。
障害福祉との出会い、宮城県知事選への出馬エピソード、そしてATLの闘病を通じた「人生哲学」についてお話いただいた。
「運命を生きる」運命を戦って乗り越えるのでなく、真正面から受け入れていく生き方
「足下に泉あり」目の前のことをただひたむきに一所懸命に取り組んでいくとそこから泉がわいてくる
「雑念」や「打算」が自分を弱くする。
ただただ今を一所懸命に生きることで、運命はよい方向に進む。
そんなことを教えていただいたひととき。
たくさんほめていただき、たくさん励ましていただき、勉強させていただいた。
ハートフルのスタッフたち総勢13名
また今度、浅野さんに来ていただいたとき、「成長したね」といっていただけるよう、気合いいれてがんばってくれると思う。